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おススメ 病院

看護師を辞めたくなった時に読んでほしいおススメのナース漫画【病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト】

 


なんで看護師になったんだろう・・・。

こんなに辛い思いを抱えながら患者さんの看護がきちんとできるのだろうか?

これから先、看護師の仕事を続けていける自信がありません。

泣いている人

 

SAKURA

私みたいな未熟な看護師でなく、もっとベテランの看護師が担当だったら患者さんも安心だろうなぁ。
目の前で苦しんでいる患者さんにどのように声をかけたらよいのか分からない。

私も同じような思いを抱えながら病棟で看護師をしていました。

 

看護師になって1~4年目ぐらいの頃は看護師の仕事が自分には向いていないのではないかと考えたり、看護師を辞めたいと悩む時期です。

 

 

次にご紹介するナース漫画は

「看護師の仕事って何なんだろう?」 「私は何で看護師になったんだろう?」

と悩まれている看護師におススメのナース漫画です。

 

 

著者の「仲本りさ」さんは看護師として働きながら絵日記を執筆されています。

この本は仲本さんが看護師になって1~2年目の一番苦しかった頃の実話が描かれていて、読んでいると「私も同じようなことがあったなぁ。」と看護師になったばかりの頃を思い出させてくれるナース漫画です。

 

看護師を辞めたくなった時、看護師の仕事って何なんだろう・・・と壁にぶつかった時にぜひ読んでほしいです。

 

心に響いた場面① Episode 3 種田先生が教えてくれたこと「だから私も腕を磨くしかない。」

 

学生の時に想像していた100倍くらい忙しい看護の現場で嫌なことばかりに目についてしまい、
いつもなら笑って済ませられる患者さんからの一言に、無意識のうちに不機嫌な顔になっているのが自分でもわかる。

 

無能な私はいつか人を殺してしまうんじゃないだろうか。
患者さんの笑顔が見たい。
イキイキとした姿が見たい。
そういう瞬間を引き出していける看護師になりたいと思っていたのに、全然だめだ。
今日、私は何秒ちゃんと患者さんの顔を見たんだろう。

 

受け持ち受け持ち患者の急変、その時種田先生が感じたこと


「救いたかった。

たとえ治療で救えなかったとしても、少しでも、ご家族を悲しませないように配慮ができたはずだった。

医療者は患者さんと、その人を大事に想う人たちを少しでも幸せにしなくちゃいけないんだ。

 

他の患者さんの元へ向かう種田先生を見て仲本さんが感じたこと


みんな、後悔をしながら次へ進もうとしているんだ。

不甲斐なさや無力さを感じているのは私だけじゃない。と感じた仲本さん。

 

「助けたいなら私が成長するしかない。

助けたいなら泣いてる場合じゃない。

助けたいなら、自分の非力を嘆くより少しでもできることを増やさなくちゃ。」

 

SAKURA

患者さんのイキイキとした姿を引き出せるように、患者さんの願いを叶えてあげられるように腕を磨くしかないと仲本さんが成長していく過程が、私ももっと頑張らないと背中を押してくれました。

 

 

心に響いた場面② Episode4・5 きよさんが教えてくれたこと 「私、看護師になってよかった。」

胃がんステージⅣ、すでに他の臓器にも転移しているため手術ができず、抗ガン剤の治療が始まったきよさん。

しかし、ガンの進行には抗えず、食事がとれず腎機能悪くなっており抗ガン剤治療を中止。

きよさんは少しずつ状態が悪化し、酸素チューブが離せなくなり、車いすでないと移動できなくなり、病気が発覚した時の思いや自分がこの世からいなくなった時に残された家族への思いを仲本さんに語るきよさんに対して

「だめだ、何一ついいことが言えない。」

初めて聞いたきよさんの本音に涙が出そうになった仲本さん。

最後の最後まで、できることをやろう。
きよさんにとって、少しでも良い時間をつくれるように。

 

きよさんの旅立ちの日、家族から仲本さんがかけられた言葉


「いつも、よくしてくれてありがとうございました。

母が、喜んでました。

『優しくしてくれるんだ』って『大好きな看護師さんだ』って。

母は今日、仲本さんの日を待っていたんだと思います。

本当にありがとうございました。」

 

 

 

 

まとめ

 

たくさんのナース漫画がありますが、【病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト】はノンフィクションであるため、読んでいて著者の仲本さんと同じような気持ちをリアルに感じることができます。

そして、何よりも絵がキレイ。

今までこんなに可愛らしく描かれたナース漫画は他にないと思います。

 

SAKURA

仲本さんが看護師になりたての頃に力を与えてくれた人達の姿がこの漫画をとおして読者にも力を与えてくれますよ。

 

 

 

医療者と患者…両方の"続ける"ことの苦悩を描いた第2作

現役看護師・仲本りささんのイラストエッセイ『病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト』。

医療者・一般の方に広く読まれ好評につき、第2巻!!
1巻では看護師1年目だった主人公も、2巻では4年目に。
後輩ができ仕事も増え、さらに目まぐるしくなった現場での日々。
そんななか生きるモチベーションの低い患者さんの言葉に心を砕かれ、看護師を続ける理由を見失うが…‥。
それから再び前を向くまでの苦悩と成長が、実話を元に描かれています。

 

 

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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