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看護師 転職

転職回数が多いと不利?転職を繰り返す看護師が面接で注意すること

 

透析クリニック入職にして半年後、患者さんとのトラブルが原因で適応障害を発症しました。

「退職したいです。」と上司に伝えた時、

 

「SAKURAさんは転職回数が多いし、最低3年以上は働いていないと次の就職先の病院を探すのは不利になりますよ。」

 

と言われてしまいました。

 

 

確かに転職回数が多かったり、在職期間が短いと面接では退職理由をがっちりと聞かれ、転職を繰り返している人というニュアンスで対応されがちです。

 

正直に話せないような退職理由(職場の人間関係が嫌・職場の待遇に不満など)の場合は、どのように面接で答えたらよいのでしょうか?
どうなの?

 

様々な理由で転職を繰り返している看護師に、面接時に注意してほしいことについてお伝えします。

 

看護師SAKURAのプロフィール

看護師SAKURAの転職&趣味のBolg管理者

九州在住、看護師歴25年以上

病院(病棟・外来)特別養護老人ホーム(機能訓練指導員)透析クリニックデイサービス老健施設への転職経験があり、数多くの面接を受けてきました。

現在はリハビリ特化型のデイサービスで機能訓練指導員として在籍中です。

 

 

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看護師の平均的な転職回数

看護師は転職の多い職業と言われていますが、なぜでしょうか?

 

看護師は求人数が多く転職しやすい職業のため、他の職業よりも転職を繰り返しやすい傾向にあり、看護師の生涯の平均的な転職回数は2回と言われています。

 

2021年に看護協会で行われた「看護職員実態調査」によると、「転職経験あり」が 50.5%、「転職経験なし」が 49.5%となっています。

  件数 割合
転職経験あり 2,533 49.5%
転職経験なし 2,588 50.5%
5,121 100.0%

 

転職経験があると回答した方の今までの所属した勤務先数は、「1~2か所」が最も多く 50.3%、次いで「3~4か所」が 34.7%となり、平均は 3.0 か所となっています。

 

  件数 割合
1~2か所 1,301 50.3%
3~4か所   897 34.7%
5~6か所  281 10.9%
7か所以上   109 4.2%
計   2,588 100.0%
平均職場数(n=2,588) 3.0 か所

 

 

現職勤続年数および通算経験年数

現在の勤務先での勤続年数は「1年以上4年未満」が最も多く 17.0%、次いで「4年以上7年未満」16.7%、「10 年以上 15 年未満」14.8%となっていて、均は 10.6 年です。

通算経験年数は「10~19 年」が最も多く 26.4%、次いで「20~29 年」24.8%、「30 年以上」17.6%となっていて、平均は 17.8 年です。

 

SAKURA
長く同じ職場で勤務している看護師と転職回数が3~5回ぐらいの看護師が多いみたいですね。

 

実際に、看護師の転職は転職回数が多いことだけで不利になるというよりも、退職の理由が影響します。

 

 

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転職を繰り返す看護師が不利なのは退職理由にあり

 

転職回数が多い看護師が転職をする際、面接では退職理由を詳しく質問されます。

 

看護師が仕事を辞める理由

結婚・出産

夜勤がつらい

給料や待遇に対する不満

職場の人間関係の悩み

キャリアアップのため

体調不良のため

 

看護師の退職理由は様々です。

結婚&出産やキャリアアップのためが退職理由であれば面接で正直に話せますが、ネガティブな退職理由はどのように話せばいいの?
どうなの?

 

 

看護師は過酷な勤務や人間関係のトラブルなどネガティブな理由で退職が多いです。

ネガティブな理由で退職したとしても、面接ではすべて正直に話さずに好印象を与えるように伝えましょう。

 

ネガティブな退職理由をポジティブな転職理由へチェンジ

 

「前の職場は人間関係が悪く、働きにくい環境だったため退職しました。」

「残業が多くて、体力的に厳しくなり退職しました。」

「夜勤の回数が多く、また希望の休日も取れなかったため退職しました。」

 

退職理由が上記のように人間関係のトラブルや給料や待遇に対する不満だった場合、ポジティブな転職理由で面接を受けにきていることをアピールしましょう。

 

 

ネガティブな退職理由 

 

 

 

ポジティブな転職理由

「前の職場は人間関係が悪く、働きにくい環境だったため退職しました。」

「前職のリーダー経験を活かして周囲ときちんと連携しながら、患者さんに向き合いたいと思い、貴院で働きたいと考えました。」

「残業が多くて、体力的に厳しくなり退職しました。」

「以前から興味があった○○の分野で、体力的にもゆとりを持ちながら患者さんに寄り添った看護がしたいと思い、転職をすることに決意しました。」

「夜勤の回数が多く、また希望の休日も取れなかったため退職しました。」

「夜勤時に家事や育児を担当してくれる夫の負担も大きく、夜勤回数を軽減していただけるよう何度も相談しましたが改善が見られず、自身の健康と家族の負担軽減を第一に考え転職を決意しました。」

 

 

面接官に自分を良く見せようと、頑張って話し過ぎるとボロが出てしまいやすいので、簡潔に転職理由を伝えることをおススメします。

長く話しても、面接官はそんなにじっくりとアナタの話を聞いていません。

どうしても、面接官に伝えたいことは職務経歴書の方に記載すると面接もスムーズに進みやすいです。

 

職務経歴書についての詳しくはこちらの記事をご覧ください。

面接がスムーズに進むために看護師の職務経歴書にはどんなことを書けばいいの?

 

 

 

 

ネガティブな理由で退職した場合に面接で注意してほしいこと

 

転職回数が多い看護師は面接官に履歴書をチェックされた時点で、「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまいがちです。

 

そのため、面接で「転職回数は多いけど、退職理由はそれなりの理由があるし、色々と経験してきているから即戦力になりそうな人材だ。」と好印象をあたえましょう。

 

面接で好印象をあたえるポイント

①退職の理由で全職場の不満を言わない

②良好な人間関係を築けそうなやわらかいイメージ&口調でのぞむ

③履歴書と職務経歴書は丁寧に作成しておく
(事前に他の人に内容をチェックしてもらう)

 

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転職回数が多いことが歓迎された職場

何年も同じ職場で勤務していたら、得られない知識と経験を身につけることができ、転職に不利になるどころが有利になることもあります。

 

SAKURA
私は病棟・外来・クリニックなど、様々な診療科(消化器外科・内科・整形外科・脳神経外科・透析)での勤務経験があるため、新たな転職先でも重宝してもらえました。

 

特に介護の現場では、転職回数が多少多めでも病院や介護施設での様々な勤務経験があると即戦力になると歓迎されます。

 

高齢者施設の看護師のお仕事についてはこちらの記事をご覧ください。

病院から介護施設へ転職を考えている看護師に伝えたいこと

 

 

まとめ

 

看護師の求人は多く、他職種の人よりも転職へのハードルは低いです。

今の職場にストレスを感じながら働き続けているのであれば、思い切って転職してみませんか?

 

今までと違う分野に転職を考えられている方や転職先を早く見つけたい方には看護師転職サイトの利用をおススメします。

 

看護師転職サイトの担当者さんが転職先に給料や勤務条件などの交渉を行ってくれます。

 

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SAKURA
私がナース人材バンクで実際に転職を決めた体験談の記事はこちらです。

参考記事ナース人材バンクで転職しました!看護師転職サイトは担当者次第

ナース人材バンク

 

 

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