
看護師として転職を考えるとき、応募先が「病院」か「特別養護老人ホーム(特養)などの高齢者施設」かによって、面接で聞かれる質問や重視されるポイントは大きく異なります。
この記事では、病院と特養での面接の違いや、志望動機の具体例を交えながら、面接対策のポイントを解説します。
目次
病院面接でよく聞かれる質問
病院では 医療スキルや臨床経験、急変時の対応力 を重視します。
そのため、以下のような質問が多いです。
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今までの臨床経験や得意分野は?
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急変対応の経験や手順について教えてください。
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残業や夜勤には対応できますか?
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チーム医療で大切にしていることは何ですか?
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今後どのようなスキルを身につけたいですか?
病院は「医療の現場で即戦力として働けるか」「忙しい環境に適応できるか」が大きな焦点です。
病院向け 志望動機の具体例
「これまで培ってきた急性期病棟での経験を活かし、貴院でさらに看護師として成長したいと考え志望しました。
急変対応や点滴管理、術後の患者様の観察を通じて、状況を的確に判断し迅速に行動する力を身につけてきました。
今後は、チーム医療の一員として他職種と連携しながら、患者様やご家族に安心していただける看護を提供したいと考えております。
また、最新の医療知識や技術を学び続けることで、より質の高い看護を実践できるよう努力してまいります。」
ポイント
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「臨床経験」「急変対応」「チーム医療」などを強調。
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成長意欲と即戦力性を示す。
特別養護老人ホーム面接でよく聞かれる質問
特養では 入居者さんの生活支援・介護職との協働・ご家族対応 が大切になります。
そのため、以下のような質問が多いです。
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高齢者看護や終末期ケアの経験はありますか?
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介護職やリハ職と連携するときに意識していることは?
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夜勤やオンコール対応は可能ですか?
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ご家族からの相談やクレーム対応をした経験は?
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入居者さんとの関わりで大切にしていることは?
特養は「医療行為よりも生活支援の視点を持てるか」「介護職と協力してチームケアができるか」が重視されます。
特養向け 志望動機の具体例
「これまで病棟や介護施設で培った経験を活かし、入居者様一人ひとりの生活を支える看護に携わりたいと考え志望いたしました。
特別養護老人ホームでは、医療処置だけでなく、日常生活を安心して送れるよう見守りや声かけを行うことが大切だと考えております。
私はこれまで、介護職やリハビリ職と協力しながら入居者様に寄り添ったケアを実践してまいりました。
貴施設でも、医療職としての視点を活かしつつ、多職種と協働して入居者様やご家族に安心と笑顔を届けられる看護を目指してまいります。」
ポイント
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「生活支援」「多職種連携」「ご家族対応」への姿勢をアピール。
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医療行為よりも “生活を支える看護” を強調。
病院と特養での面接の違いは⁈

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病院面接 → 医療スキル・急変対応・即戦力性
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特養面接 → 生活支援・多職種連携・ご家族対応
どちらも「協調性」「やる気」は共通して求められますが、強調すべきポイントが違います。

病院の面接では、経験してきた看護技術や業務内容についてなど具体的な内容の質問が多かったです。
採血やルート確保、膀胱留置カテーテルなどができますか?と質問されました。
即戦力になれるのかを確認されている感じでした。
特別養護老人ホームでは、「どうして、うちの特養に転職しようと思われたのですか?」「いつから勤務は可能ですか?」など質問され、人手不足ですぐにでも就職してください雰囲気が伝わりました。
九州から東京の病院に転職した際の面接
面接には院長・事務長・師長・主任が同席され、質問は主に師長からでした。
実際に面接でされた質問
- 前職場の退職の理由を聞かせてください。
- 今までにどのような役職や委員会などを担当してきましたか?
- 点滴や採血などはできますか?
- うちの病院就職しようと思った理由を聞かせてください。
- 結婚の予定はありますか?
- 地元に帰る予定はありますか?
- うちの病院は救急の患者さんも多く、忙しいですが頑張れそうですか?
- どうして、透析看護をやってみたいと思われたのてますか?
- 職場の人間関係で悩まれたことはありますか?
- 何かストレス発散の方法はありますか?
特別養護老人ホームの機能訓練指導員に転職した際の面接
面接には施設長、事務長、部長、看護主任が同席され、質問は部長と看護主任からありました。
面接後に事務長から雇用条件や給料・手当などの説明がありました。
実際に面接でされた質問
- 特別養護老人ホームで働いてみたいと思った理由を聞かせてください。
- 病院勤務では何科を経験されていましたか?
- レクリエーションなどお願いすることになりますができそうですか?
- 医務室の看護師が忙しい時はそちらの方を手伝ってもらうこともありますが大丈夫ですか?
- 高齢者は好きですか?
- 看護師も介護職と同じように入浴や排せつ、食事介助を行ってもらいますが大丈夫ですか?
面接で困った質問に対してどのように答えたらいいの?
透析クリニック

しかし、面接では正直に話すと不採用になりかねません。
実際に私が伝えたウソの志望動機👇
『看護学生の透析室の実習で透析に興味を持ち、いつかは透析看護をきちんと学びたいと思っていました。
慢性腎不全や透析の仕組みを学び、透析患者さんが長く透析治療を続けられるお手伝いがしたいと考えています。』
⇒採用でした!!
東京の病院
何かストレス発散の方法はありますか?

職場の人間関係で、悩んだことのない看護師はいるの?
病院では、意地悪なお局看護師やセクハラ医者にストレスからの不眠症で悩まされ、高齢者施設ではケアマネや相談員との連携がうまくとれずイライラさせられることが多かったです。
実際に私が伝えたウソの答え👇
『多少は人間関係に悩むことはありましたが、先輩や同期に相談したり、旅行や趣味のテニスなどで気分転換することで解消することができていました。』
⇒採用でした!!
介護施設



面接時にこのように師長に言われ機能訓練指導員の求人だったけど、医務室の看護業務も兼任しないといけないのだろうかと不安になりました。
実際に私が伝えた当たり障りのないの答え👇
『機能訓練指導員は、一人で60名の利用者さんの機能訓練を担当することになるので、医務室の業務の手伝いをする余裕が自分に持てるかは分かりませんが、急変時などは看護師として対応します。』
⇒採用でした!!
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よくある逆質問例と答え方
面接の最後に必ず聞かれるのが「何か質問はありますか?」です。ここでの答え方次第で、面接官に好印象を与えることができます。
避けたい逆質問
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給与や休日など、待遇面ばかりを聞く
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ホームページを見れば分かるようなことを質問する
良い逆質問例
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「入職後、看護師に期待される役割について教えていただけますか?」
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「新人教育やフォロー体制についてお伺いしたいです。」
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「多職種との連携で工夫されていることがあれば教えてください。」
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「長く勤務されている看護師さんが多い理由をお聞きしたいです。」

非公開の求人が多く希望の条件にあった転職先を見つけやすいです。
担当者との連絡がLINEでも可能なのもおススメです。
求人数がトップクラスに多いので希望条件と合致する求人も見つかりやすい。
地域の担当者が転職先候補の医療機関の内部事情に詳しく教えてくれます。
まとめ
最後に、面接直前に確認しておきたいポイントをまとめました。
面接前に確認したいチェックリスト ✅ 応募先(病院 or 特養)の特徴を把握しているか
✅ 自分の経歴を「病院ならスキル」「特養なら生活支援」に合わせて話せるか
✅ 志望動機を応募先ごとに準備できているか
✅ 自分の強みと学びを簡潔に説明できるか
✅ 笑顔で受け答えできるよう心構えができているか
✅ よくある質問(夜勤・残業・連携・急変対応など)に答えを用意しているか
✅ 逆質問を1つ以上準備しているか
面接では、なんて返答しようか困ってしまうことも多々あります。
困りながらも、質問されたことに自分なりに答えることができれば、後は運に任せるしかありません。
面接時に、求人票には記載されていない業務を押し付けられそうになるケースもあります。
面接ではきちんと自分の意見も伝え、本当にその病院&介護施設で働きたいのかを見極めてください。
以下の記事では看護師の面接でのポイントについてお伝えしていますので、こちらの記事も併せて読んでみてください。

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面接で無理な要求をされた場合はやんわりとできないことを事前に伝えていた方がいです。