何度も転職活動を繰り返すのは、時間も労力もかかります。
できれば「ここで最後にしたい!」という想いで面接に臨んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな看護師さんに向けて、「これが最後の転職にしたい」と思える職場を見つけるために、面接で押さえておきたい重要なポイントをご紹介します。
目次
転職回数が多い看護師の面接はシビア
転職を8回以上繰り返してきた私ですが面接の際は、
「これが最後の転職にになるといいなぁ。」
「次の職場こそは、定年退職まで安心して働けそうな所だといいなぁ。」
と思っていました。
しかし、定年まで安心して働けそうな職場は見つかりませんでした。
何度経験しても転職活動は苦痛です。
どんなことを質問されるのか、どのように答えたら採用につながるのか悩んでしまいます。
自分の希望条件をしっかり整理しておく
面接に行く前に、「何が譲れない条件か」「どんな働き方がしたいか」を明確にしておくことが大切です。
例えば…
- 日勤のみで働きたい
- 子育てと両立できる環境がいい
- 人間関係の良い職場が理想
- スキルアップできる職場に行きたい
といったように、自分の「転職理由」と「希望条件」を紙に書き出して整理しておくと、面接での質問にも的確に答えられ、ミスマッチを防げます。
面接では“見極める姿勢”も大事!
面接は「採用されるための場」でもありますが、「職場を見極めるチャンス」でもあります。
以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
- 面接官の雰囲気はどうか?
- 質問内容は一方的ではないか?
- 職場見学ができるか?
- 看護部長やスタッフとの会話に誠実さがあるか?

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よくある質問には準備しておく
面接でよく聞かれる質問には、あらかじめ答えを用意しておくことで、自信を持って答えられます。
- なぜ転職しようと思ったのですか?
- どんな看護師を目指していますか?
- 当院を選んだ理由は何ですか?
- チーム医療で大切にしていることはありますか?

たとえば、「忙しすぎてつらかったです。」ではなく、「もう少し患者さん一人ひとりと丁寧に関わりたいと思いました。」などに言い換えると好印象を得られやすいです。
面接前に準備する必要がある質問に対する答え
面接で聞かれることは決まっています。
・志望動機
・なぜ看護師になりたいと思ったか
・過去の退職理由
・看護師やっていてうれしかったこと
・今までの経験で辛かったことをどのように乗り越えましたか
・履歴書を見て、それぞれの病院の仕事内容について説明
・入職日について確認「」いつから働けますか?」
・過去の退職理由
⇒今までの職場のネガティブな話は、印象が悪いのでしない方が良いかと思います。
・今までの経験で心に残るエピソードは?
・「なにか質問はありますか?」
⇒特に聞くこともなければ
「長く働いている看護師さんは多いですか?」(長期就業するつもりというご意向が伝わりやすいです)

看護師の離職率以外に、面接&見学時にチェックしてほしいことはこちらの記事をごらんください。
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看護師が転職先の病院&施設の面接や施設見学で確認するべきこと
続きを見る
働く環境や制度はしっかり確認!
「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、以下のようなことは遠慮せず確認しておきましょう。
- 有給の取得率
- 残業の実態
- 人員配置や業務量
- 育児休暇や時短制度の有無
聞きづらいことも、逆にしっかり確認する姿勢を持っていると、誠実な印象を与えることができます。
看護師転職サイトや転職エージェントの活用もおすすめ
「一人で探して、面接も全部対応するのは大変…」という方は、看護師専門の転職サイトやエージェントのサポートを受けるのも一つの方法です。
事前に内部情報を教えてくれたり、面接対策もしてくれるので、希望の職場に出会える確率がぐっと上がります。
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看護師転職サイトで転職成功!看護師転職サイトは担当者次第
続きを見る
看護師転職サイトの担当者から聞いた面接の心得
看護師転職サイトを利用した際、担当者から転職先の内部情報を教えてもらったり、履歴書や職務経歴書の書き方・面接の心得の指導を受けました。
看護師転職サイトの担当者の方から教えてもらった職務経歴書の書き方については、こちらの記事を参考にしてください。
参考記事面接がスムーズに進むために看護師の職務経歴書にはどんなことを書けばいいの?
非公開の求人が多く希望の条件にあった転職先を見つけやすいです。
担当者との連絡がLINEでも可能なのもおススメです。
① 長く働いてくれそう!(長期就業が見込める)と思ってもらう事

「長く働いてくれそうな人材かな?」という部分を面接で確認されています。
「長く働いてくれそう」と面接官に思ってもらうには、安定性・将来性・職場とのマッチ度をアピールする答え方が効果的です。
以下に、質問別にポイントを交えて解説します。
✅ よくある質問と「長く働けそう」と思わせる答え方
◆ Q1.「なぜ転職しようと思ったのですか?」
🔸答え方のコツ:
転職理由は前向きに、かつ「この職場だからこそ続けられそう」という内容を入れると好印象です。
NG例:「夜勤が辛くてやめました」
OK例:「体調管理を重視し、日勤中心で無理なく続けられる環境を探していました。貴院の勤務体制なら、長期的に安定して働けると感じました」
◆ Q2.「なぜ当院を選んだのですか?」
🔸答え方のコツ:
病院や施設の理念・方針に共感していることを伝えると、職場との“相性の良さ”を印象づけられます。
OK例:「○○という理念に共感しました。私自身、患者さん一人ひとりに丁寧に関わる看護を大切にしており、この職場でその思いを活かしながら長く働きたいと感じました」
◆ Q3.「今後のキャリアについて、どのように考えていますか?」
🔸答え方のコツ:
「今の職場で経験を積みたい」「この分野を深めていきたい」という意志を見せましょう。長期的なビジョンが伝わると◎。
OK例:「まずはスタッフの一員として基本業務を確実にこなしながら、いずれはリーダー的な役割にも挑戦し、チームに貢献していきたいと考えています」
◆ Q4.「以前の職場はどのくらい勤めましたか?」
🔸答え方のコツ:
短期間の転職がある場合でも「今後は長く働きたい」と意欲を示すことが大切です。
OK例:「前職では○年勤務し、多くの学びを得ました。今回の転職では、より自分に合った環境で腰を据えて働きたいと考えています」
✅ 補足:安定して働ける環境を自分からも探す姿勢を見せる
例えば、以下のような質問を自分からすることで、「長く働きたいと思っている人なんだな」と印象づけられます。
- 「長く働かれているスタッフさんはどのような働き方をされていますか?」
- 「継続勤務されている方の特徴にはどんな傾向がありますか?」
「長く働けそう」と思わせるためには…
- 転職理由や志望動機を前向きに
- 職場とのマッチ度・共感ポイントを伝える
- 将来のキャリアビジョンを話す
- 自分から「長く働きたい」姿勢を見せる
この4つを意識しておくと、面接官からの信頼感が高まりますよ!
② 面接はとにかく明るく元気に笑顔で
面接前に
「本日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございます。
よろしくお願い致します。」
と明るく笑顔で挨拶ができれば、第一印象はバッチリです!
まとめ:もう転職活動を繰り返さないために
「もう転職活動をしたくない!」と心から思う方こそ、面接での準備と見極めが大切です。
自分の希望と向き合い、職場のリアルを知ることで、納得のいく転職が実現します。
焦らず、自分にとって「ここで働きたい」と思える職場に出会えるよう、丁寧な準備をして面接に臨んでくださいね。
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