仕事でショックな出来事があって、それ以来落ち込みやすかったり、眠れなかったりすることがあります。
ストレスには強いと思っていたけど、
もしかして適応障害?うつ病?じゃあないよね・・・。


私は適応障害と診断され、東洋医学のクリニックで治療を受けたことがあります。
当時はなんでこんなに食べれなくて、眠れなくて、人に会うことが怖いのだろうと不安な毎日でした。
適応障害などには無縁のタイプだと思っていましたが、私は適応障害になってしまいました。
心のバランスを崩してしまった際に、本当は自分はどのような人なんだろう?と考えるようになり、そこで私が行ったのが自分の特徴を見つける超精密性格診断テストエムグラムでした。
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エムグラム診断の「心配しがち」「感受性高め」「凝り性」は意外な結果でした。

自分がどのような人間なのかを知ることは難しいです。
適応障害と診断された時はとてもショックでしたが、自分がどのような人間なのかをもっと理解することができて予防できたり、早期に対応できたかもしれません。
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私が適応障害を発症した出来事・治療後の経過についてお伝えします。
適応障害を発症した原因となった出来事
私が適応障害を発症したのは透析クリニックに転職してすぐの頃で、コンソールの操作や透析室の独特の雰囲気になじめず常に緊張していました。
透析中の患者さんは血圧の変動や頭痛・腹痛・かゆみ・けいれん・倦怠感などの症状が出現しやすく、中にはイライラされた口調で話をされる患者さんもいました。
ある日、男性患者さんのコンソールから透析終了30分前のバイタル測定を知らせるアラームが鳴り、近くにいたため対応しようと声をかけると、
「新人は俺に触るな。お前は信用できない。
態度が悪いし生意気だ。」
など大きな声で5分間ほど怒鳴りつけられ、恐怖で体が震えてしまいました。
それまではその患者さんとあまり関わることは来院時の挨拶や体重測定ぐらいしかなく、アラームに対応したのはその時が初めて。

このように患者さんから怒鳴られることは初めてだったため、ショックなのと怒り、不安など様々な感情が入り乱れ、その日の夜は一睡もできませんでした。
適応障害になった時の私の初期症状
男性患者さんに怒鳴られた時のことが頭の中から離れず、私は不眠症・下痢・食欲低下・吐き気などの症状で悩まされるようになりました。
透析は週3回あるため、2日後にはまたその男性患者さんが来院します。
他の看護師からはその男性患者さんの対応には入らなくてもいいよと言われていましたが、同じ透析室の空間にいるだけで苦痛で、その男性患者さんの透析の日の朝は特に下痢がひどく、トイレから出られず仕事に行けない日もありました。

バナナやパン、フルーツジュースなど食べようとしましたが、吐き気がして食べれませんでした。
スポーツドリンクを少量ずつ飲水するのがやっとでした。
体重はどんどん落ちていき、2種間で8キロ減ってしまいました。
私はどうしてしまったのだろう。
いつもでこんな症状が続くのだろう。
もしかして、うつ病なのでは?
病院に行った方がいいのかなぁ・・・。
症状の改善する兆しはみられなかったため、東洋医学でメンタルヘルスの治療をされているクリニックへ受診することにしました。
適応障害の治療後も続く再発への不安
東洋クリニックでの適応障害と診断された経過は👇の記事を参照してください。
漢方薬を服用し、透析クリニックを退職することが決まると私の症状は徐々に軽快し、食事も食べれるようになり、週4日勤務に変更してもらい、出勤できるようになっていました。
しかし、先輩看護師さんから
『男性患者さんが怒鳴ったことを悪いことしたなって気にされてるみたいよ。最近、体調も良さそうだし、そろそろ穿刺に入ってみる?』
と言われた瞬間に体が震えてしまい、その場で泣き出してしまいました。
適応障害は治ったのではないかと思っていたのですが、先輩看護師からの言葉で再び怒鳴られた時のことが頭から離れなくなってしまい、食欲不振・眠れなくなってしまいました。
結局、透析クリニックを退職するまでその男性患者さんとは一言も話をすることはできませんでした。
透析クリニック退職後、私は介護施設で看護師として勤務するようになりました。
ストレスが溜まると、適応障害に苦しめられた時のように眠れない日が続いたり、休日に人に会うことを避けるようになりました。

まとめ
適応障害・うつ病などのメンタルヘルスが原因で休職または退職する看護師の数は年々増えています。
私の周りの看護師もメンタルヘルスが原因で休職し、看護師を辞めてしまった人が何人もいます。
私は弱い人間だと周りの人に思われるのが嫌だったため、適応障害と診断されたことを職場の人に話すことができず無理をしながら働き続けていました。
ポイント 適応障害と診断された私が1番つたえたいこと ・自分を知ること
・自分の弱さを認めること
・信頼できる人に早めに相談すること
・背負う必要のないストレスを取り除くこと
弱くてもいい、弱いから困った時に誰かに相談すること。
相談できる誰かは必ずそばにいるはずです。
私と同じように適応障害に悩まれている看護師さんが一日でも早く元の生活に戻ることができますように。
適応障害と診断された経過についてお伝えしました。適応障害など心の病気の初期症状について以下の記事にまとめているので、こちらの記事の併せて読んでみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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