ストレスには強いと思っていたけど、
もしかして適応障害?
うつ病?じゃあないよね・・・。
当時はなんでこんなに食べれなくて、眠れなくて、人に会うことが怖いのだろうと不安な毎日でした。
適応障害などには無縁のタイプだと思っていましたが、私は適応障害になってしまいました。
心のバランスを崩してしまった際に、本当は自分はどのような人なんだろう?と考えるようになり、そこで私が行ったのが自分の特徴を見つける超精密性格診断テストエムグラムでした。
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エムグラム診断の「心配しがち」「感受性高め」「凝り性」は意外な結果でした。
自分がどのような人間なのかを知ることは難しいです。
適応障害と診断された時はとてもショックでしたが、自分がどのような人間なのかをもっと理解することができて予防できたり、早期に対応できたかもしれません。
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私が適応障害を発症した理由・治療後の経過についてお伝えします。
看護師SAKURAのプロフィール
九州在住、看護師歴25年以上
病院(病棟・外来)・特別養護老人ホーム(機能訓練指導員)・透析クリニック・デイサービス・老健施設への転職経験があり、数多くの面接を受けてきました。
現在はリハビリ特化型のデイサービスで機能訓練指導員として在籍中です。
適応障害を発症した原因となった出来事
透析中の患者さんは、血圧の変動や頭痛・腹痛・かゆみ・けいれん・倦怠感などの症状が出現しやすく、中にはイライラされた口調で話をされる患者さんもいました。
ある日、男性患者さんのコンソールから透析終了30分前のバイタル測定を知らせるアラームが鳴り、近くにいたため対応しようと声をかけると、
「新人は俺に触るな。お前は信用できない。
態度が悪いし、生意気だ。」
など大きな声で5分間ほど怒鳴りつけられ、恐怖で体が震えてしまいました。
それまでその患者さんとあまり関わることは、来院時の挨拶や体重測定ぐらいしかなく、アラームに対応したのはその時が初めてでした。
ここまで患者さんから怒鳴られることは初めてだったため、ショックなのと怒り、不安など様々な感情が入り乱れ、その日の夜は一睡もできませんでした。
適応障害になった時の私の初期症状
男性患者さんに怒鳴られた時のことが頭の中から離れず、私は不眠症・下痢・食欲低下・吐き気などの症状で悩まされるようになりました。
透析は週3回あるため、2日後にはまたその男性患者さんが来院します。
他の看護師からは、「その男性患者さんの対応には入らなくてもいいよ。」と言われていましたが、同じ透析室の空間にいるだけで苦痛でした。
その男性患者さんの透析の日の朝は、特に下痢がひどくトイレから出られず、仕事に行けない日もありました。
バナナやパン、フルーツジュースなど食べようとしましたが、吐き気がして食べれませんでした。
スポーツドリンクを少量ずつ飲水するのがやっとでした。
体重はどんどん落ちていき、2種間で8キロ減ってしまいました。
私はどうしてしまったのだろう。
いつもでこんな症状が続くのだろう。
もしかして、うつ病なのでは?
病院に行った方がいいのかなぁ・・・。
症状の改善する兆しはみられなかったため、東洋医学でメンタルヘルスの治療をされているクリニックへ受診することにしました。
適応障害の治療後も続く再発への不安
東洋クリニックでの適応障害と診断された経過は👇の記事を参照してください。
漢方薬(六君子湯・香蘇散)を服用し、透析クリニックを退職することが決まると私の症状は徐々に軽快し、食事も食べれるようになり、週4日勤務に変更してもらい、出勤できるようになっていました。
しかし、先輩看護師さんから
『男性患者さんが怒鳴ったことを悪いことしたなって気にされてるみたいよ。最近、体調も良さそうだし、そろそろ穿刺に入ってみる?』
と言われた瞬間に体が震えてしまい、その場で泣き出してしまいました。
適応障害は治ったのではないかと思っていたのですが、先輩看護師からの言葉で再び怒鳴られた時のことが頭から離れなくなってしまい、食欲不振・眠れなくなってしまいました。
透析クリニックを退職するまで、その男性患者さんとは一言も話をすることができませんでした。
透析クリニック退職後も、仕事のストレスが溜まると、適応障害に苦しめられた時のように眠れない日が続いたり、休日に人に会うことを避けてしまうことがあります。
まとめ
適応障害・うつ病などのメンタルヘルスが原因で休職または退職する看護師の数は年々増えています。
私の周りの看護師もメンタルヘルスが原因で休職し、看護師を辞めてしまった人が何人もいます。
私は弱い人間だと周りの人に思われるのが嫌だったため、適応障害と診断されたことを職場の人に話すことができず、無理をしながら働き続けていました。
ポイント 適応障害と診断された私が伝えたいこと ・自分を知ること
・自分の弱さを認めること
・信頼できる人に早めに相談すること
・背負う必要のないストレスを取り除くこと
弱くてもいい、弱いから困った時に誰かに相談すること。
相談できる誰かは必ずそばにいるはずです。
私と同じように適応障害に悩まれている看護師さんが、一日でも早く元の生活に戻ることができますように。
適応障害と診断された経過についてお伝えしました。
適応障害など心の病気の初期症状について以下の記事にまとめているので、こちらの記事の併せて読んでみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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