私は看護師1年目で消化器外科病棟配属でしたが、術前・術後の患者さんばかりだったため採血の指示が多く、
あれ?この検査の時はスピッツは何色? スピッツに入れる順番は? なんで溶血or凝固したの?
と困ってしまうことがありましたが、この本「自分閻魔帳」は全て解決してくれます。
採血に関すること以外にも輸血の基礎、CT画像の見方、NSAIDsについても意外と知らない&忘れていたことが全ページに分かりやすくイラスト入りで書かれています。
看護師20年以上の私が今回この本「自分閻魔帳」を購入したのは、
うちの高齢者施設でよく使用しているステロイド外用薬の強さランキング&種類とツムラ漢方薬一覧&効果の説明が書かれていたからです。
うちの老健施設では湿疹やかゆみを訴えられる利用者さんにアンテベートをよく塗布していますが、この本「自分閻魔帳」に書かれた分類表にアンテベートはⅡ群のベリーストロング(少し炎症が強い時に使用)でした。
この本を見てからは炎症が強いくない方にはⅢ群やⅣ群のステロイド外用薬を使用するようにしました。
参考 ★高齢者施設でよく使われている漢方薬★ 大建中湯(腸が冷えて痛み、腹部膨満感のある人の治療)、抑肝散(神経症・不眠症・小児夜泣き・疳の虫の治療)、麻子仁丸(便秘の治療)、清肺湯(痰の多く出る咳の治療)、人参栄養湯(病後の体力低下・疲労倦怠・冷や汗・手足の冷え・貧血の治療)などです。
余談ですが私は過去に適応障害と診断されたことがありますが、その時に最初に処方されたのは漢方薬は香蘇散(胃腸虚弱で神経質な人の風邪の初期治療)と六君子湯(胃腸の機能低下・食欲不振・胃痛・嘔吐の治療)でした。
注)効果の説明は「自分閻魔帳」より抜粋しています。
私が適応障害と診断された経緯についての詳しい記事はこちら
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ストレスに強いと思っていた看護師が適応障害になった原因
この本は集中して読めば1時間ぐらいで目を通すことができます。
各病棟に1冊あってもいいのではないか?と言っても言い過ぎではないおススメの本です。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^_^*)
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