看護師としての自信もないまま新人看護師さんのプリセプターを任されたり、委員会の仕事も増えても給料はそんなに上がらない。 このままこの病院で看護師を続けるのは嫌だなぁ。看護学生の時に病院からもらっていた奨学金の返済しなくてもよくなるし、本気で転職を考えよう。 高齢者の患者さんの対応が得意なので高齢者施設の看護師にも興味があるけど大変なのかなぁ?
看護師になって3年目はこのまま病院で看護師を続けるのか、他の病院又は施設へ移るのか、それとも別の職種へ転職するのかを考えるのに良いタイミングです。
その後、看護師以外の職種への転職を試みたこともありましたが、給料・休日などの待遇の悪さにモチベーションが下がり、看護師に復帰。 病院勤務は嫌だったので高齢者施設の看護師に転職しました。
病院勤務が辛ければ高齢者施設などへの転職という道もあります。
高齢者施設は病院よりも残業は少なくて、子育て世代のママさん看護師さんが働きやすいと思います。
この記事を書いている私は特別養護老人ホーム・デイサービス・老健施設で10年以上の勤務経験があります。
看護師の経験年数3~4年ぐらいでの高齢者施設への転職に考えている方へ、高齢者施設勤務の看護師が伝えたいことや高齢者施設を選ぶポイントについてお伝えします。
看護師SAKURAのプロフィール
九州在住、看護師歴25年以上
病院(病棟・外来)・特別養護老人ホーム(機能訓練指導員)・透析クリニック・デイサービス・老健施設への転職経験があり、数多くの面接を受けてきました。
現在はリハビリ特化型のデイサービスで機能訓練指導員として在籍中です。
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目次
高齢者施設への転職に考えている3~4年目看護師に伝えたいこと
はじめての病院から高齢者施設への転職は、どのような仕事内容なのか・働きやすさ・人間関係など実際に勤務してみるまで分からないことだらけで不安ですよね。
私も病院から特別養護老人ホームに転職した際、
介護職の方が忙しそうだし、もっと手伝ってあげたらいいの。
特別養護老人ホームの看護師はけっこう年齢層が高いなぁ。
とビックリしました。
高齢者施設へ転職を検討されている看護師3~4年目の方に、転職前に知っていてほしいことをまとめました。
①特別養護老人ホームは終の棲家、老健施設はリハビリ施設
特別養護老人ホームは入所すると、最後まで生活を送ることができる「終の棲家」ですが、老健施設は在宅復帰を目指すリハビリ施設です。
そのため老健施設の方が入所と退所が多く、看護サマリーの作成や薬の調整など雑務におわれる傾向にあります。
②特別養護老人ホームは夜勤がなく呼び出し待機のみ
老健施設は看護師も夜勤がありますが、特別養護老人ホームは夜勤は介護職のみで看護師はオンコール対応となっています。
(施設によっては特別養護老人ホームでも看護師の夜勤あり)
どちらの施設も夜間は医師不在の中で、利用者さんの急変対応を行う必要があり看護師の負担は大きいです。
③老健施設は医師が常駐(平日の日勤帯のみ)している
老健施設は平日の日勤帯のみ医師が常駐しているため、体調不良の利用者の点滴や酸素投与などの指示を出してもらることができます。
特別養護老人ホームは医師は嘱託医のため、休日や夜間帯は連絡が取れないことがあり看護師の判断で必要に応じて受診を検討していました。
④給料は特別養護老人ホームの方が安い
特別養護老人ホームの看護師は夜勤がなく、老健施設よりも給料は少なめです。
⑤老健施設はまるめ
老健施設の利用者さんの薬代や病院受診にかかる費用はまるめで施設の負担になります。
老健施設のまるめとは入所中の治療行為が施設療養費に含まれることをいいます。
老健施設での診療や点滴・注射・酸素投与などの医療行為は医療保険には請求できず、医療行為が多いほど施設の負担が大きくなります。
また他科受診でも医療保険が使えないため検査には制限があり、投薬や注射は行えません。
特別養護老人ホームは医療保険で病院受診が可能です。
⑥デイサービスは看護師もハイエースなど送迎車の運転
送迎業務担当のスタッフが在籍しているデイサービスもありますが、規模の小さめのデイサービスでは看護師もハイエースやキャラバンなど大きめの送迎車の運転を行う必要があります。
⑦デイサービスによっては看護師もレクリェーション担当
デイサービスによって異なりますが、看護師も入浴介助やレクリェーションを担当します。
私が勤務していたデイサービスでは看護師が担当する所としない所と様々でした。
⑧老健施設だけど長期入所者は多数あり
老健施設は在宅復帰を目指すことを前提に3~6カ月間の入所期間とされていますが、実際は施設にもよりますが全介助が必要な利用者や5年以上入所されている利用者が多数います。
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転職先に高齢者施設を選ぶポイント
病院での看護師経験年数が3~4年目あれば、基本どこの高齢者施設でも勤務は可能です。
しかし、高齢者施設はブラックなところが多いので入職前にちゃんとしたところなのかを分析する必要があります。
ポイント 面接&見学時にチェックして欲しいこと
面接や見学時に確認してほしいことはこちらの記事をご覧ください。
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看護師が転職先の病院&施設の面接や施設見学で確認するべきこと
まとめ
高齢者施設の求人は地域によっては病院よりも多いですが、中には離職率が高いブラックな高齢者施設もあるので注意が必要です。
私は高齢者施設(特別養護老人ホーム・老健施設・デイサービス)への転職時にハローワーク・紹介派遣・看護師転職サイト・友人の紹介で就職した経験がありますが、一番おススメするのは看護師転職サイトです。
理由は、転職先に直接確認しにくいことを看護師転職サイトの担当者が代わりに確認してくれるからです。
私は看護師転職サイトの担当者に職員の離職率や手取りがどれぐらいになるかなど確認してもらいました。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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