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高齢者の尿路感染症にクランベリージュースは効果がありました!!

 

 

高齢者の風邪症状が見られない発熱や頻尿、尿臭、尿混濁、倦怠感などの症状がみられた時に疑われる疾患の一つに尿路感染症があげられます。

私が以前勤務していた特別養護老人ホームでは急な発熱時には必ず尿検査を行っていました。

すると、かなりの確率で白血球が検出されていました。


高齢者は尿路感染を繰り返しやすいのですが、その度に抗生物質を投与していると薬物抵抗性細菌(耐性菌)が増えてしまい、抗生物質が効かなくなる恐れがあります。


そこで、嘱託医の指示で尿路感染を繰り返す利用者さんに提供していたのがクランベリージュースでした。

 

SAKURA
特別養護老人ホームの利用者や寝たきりで尿路感染を繰り返していた祖母にクランベリージュースを提供。

尿路感染症を疑われる症状が軽快しました。

 

尿路感染症に対するクランベリージュースの効果についてお伝えします。

 

高齢者が尿路感染症を発症しやすい理由

 

高齢者が尿路感染症(UTI:Urinary Tract Infection)を発症しやすい理由は、いくつかの身体的・環境的・生活習慣的な要因が重なっているためです。

 

以下に主な理由をまとめてみました。

①免疫機能の低下

加齢とともに免疫力が低下し、体内の細菌に対する防御力が弱まります。

 

SAKURA
そのため、尿道から侵入した細菌が増殖しやすく、感染症につながりやすくなります。

 

②膀胱機能の低下と排尿障害

  • 高齢者では膀胱の収縮力が低下し、残尿が多くなります。
  • 尿が膀胱に長く留まることで、細菌が繁殖しやすくなり、感染リスクが高まります。

 

③前立腺肥大や骨盤臓器脱

  • 高齢男性では前立腺肥大により尿道が圧迫され、排尿障害や残尿が起こります。
  • 高齢女性では骨盤底筋の緩みにより膀胱瘤や子宮脱が起き、尿の流れが悪くなります。

 

④水分摂取の不足

高齢者は喉の渇きを感じにくくなり、水分摂取量が減る傾向があります。

 

SAKURA
これにより尿量が減少し、膀胱の洗浄作用が弱まって細菌が排出されにくくなります。

 

⑤尿道カテーテルの使用

  • 入院中や介護施設では尿道カテーテルを使用することが多く、これはUTIの大きなリスク因子です。
  • カテーテルを通じて細菌が直接膀胱に侵入する可能性があります。

⑥認知症や運動機能低下による排泄管理の困難

  • 認知症により排尿のタイミングがわからない、またはトイレに行くのが遅れることがあります。
  • 自力での排尿が困難になると、排尿の回数が減り、感染のリスクが上がります。

⑦女性特有の要因(高齢女性)

  • 閉経後のエストロゲン低下により、膣や尿道周囲の粘膜が薄くなり、常在菌バランスが崩れることで細菌の侵入を許しやすくなります。

 

SAKURA
高齢者の尿路感染症は発熱や排尿痛といった典型的な症状が現れにくくせん妄(意識障害)や食欲不振などの非特異的な症状で気づかれることも多いため、早期発見・予防が重要です。

 

高齢者の尿路感染症の予防策


①こまめな水分補給

  • 十分な水分をとることで、尿量が増え、膀胱が洗い流されるようになります。
  • 1日1,500ml〜2,000ml程度を目安に(※心疾患や腎疾患がある場合は医師に相談)。

②排尿の習慣化・我慢しない

  • 「トイレに行くのが面倒」「失禁が怖い」などで排尿を我慢すると、膀胱内に菌が増殖しやすくなります。
  • 尿意がなくても2〜3時間おきに排尿する習慣づけが大切です。

③排尿後の清潔保持

  • 肛門付近の菌が尿道に入らないよう、排便後の拭き方は「前から後ろへ」。
  • 特に女性は尿道が短いため、陰部の清潔を心がけることが予防に繋がります。

④適切な排尿姿勢

  • 車椅子や寝たきりの方でも、なるべく自然な排尿姿勢をとることで、膀胱がしっかり収縮し、残尿を防ぎやすくなります。

⑤便秘の予防

  • 便がたまると膀胱が圧迫され、排尿しづらくなります。
  • 排尿・排便は密接に関係しているため、腸内環境を整えることも大事です。

⑥尿道カテーテルの早期抜去・清潔管理

  • カテーテルは必要最小限の期間にとどめ、定期的に洗浄・交換します。
  • 感染リスクが高いので、挿入部位の観察や皮膚のケアも重要です。

⑦免疫力の維持

  • 栄養バランスの取れた食事・適度な運動・十分な睡眠など、体全体の免疫力を保つことも間接的に予防に役立ちます。

 

尿路感染症に対する100%クランベリージュースの効果について

 

クランベリージュースには、プロアントシアニジン(PACs)という成分が含まれており、これが大腸菌の膀胱壁への付着を防ぐ作用があるとされています。

 

✅ 効果が期待できるのは以下のような場合:

  • 繰り返し尿路感染を起こす再発性UTIの女性
  • 比較的健康な高齢者や要介護者の予防として日常的に摂取する場合

⚠ 注意点

  • あくまで予防的な効果であり、感染症の治療にはなりません。
  • 糖分が多いクランベリージュースもあるので、糖尿病やカロリー制限中の方は注意
  • サプリメントという形で摂取するのも1つの方法です。

 


100%クランベリージュースは甘みはなく、酸っぱくて飲みにくいですが、
冷水で薄めたりすると飲みやすくなります。

 

SAKURA
果汁30%や50%のクランベリージュースが砂糖が入りで甘みがあり飲みやすいですが、私は100%をお勧めします。

 

 

 

 

特別養護老人ホームで働いていた時に、嘱託医の指示で尿路感染を起こした利用者さんにクランベリージュースを提供していました。

ご家族にクランベリージュースの購入を依頼しましたが、果汁100%クランベリージュースではなくクランベリー入りのミックスジュースや果汁50%のクランベリージュースを持ってこられるご家族もいました。

 

クランベリージュースは濃度によって、効果に違いはあるのでしょうか?

 

クランベリージュースの種類別の効果

 

クランベリーが入りのミックスジュース


飲みやすいため、利用者さんには美味しいと好評でした。

クランベリーの含有量自体が少ないため、あまり効果はみられませんでした。

 

50%のクランベリージュース


酸っぱさは多少ありますが、利用者さんは飲んでくれました。

個人差はありましたが効果はありました。

 

100%のクランベリージュース


酸っぱくて飲みにくいと嫌がられる利用者さんもいました。

効果が出るのが早かったです。

 

 

尿路感染を起こした祖母に100%のクランベリージュースを飲ませてみました


大腿骨頚部骨折後、寝たきりになり、終日オムツを装着していた88歳の祖母。

 

毎日、ヘルパーさんが来てくれて食事介助、オムツ交換&陰部洗浄をしてくれていました。
祖母は徐々に食事や水分摂取が少なく、脱水を起こし入退院を繰り返していました。

ある日、訪問ヘルパーさんから、

「熱が38度あり、いつもよりおしっこの臭いがキツイし、色も変です。」と連絡がありました。

 

SAKURA
明らかに尿路感染症の症状でした。

早速、100%クランベリージュースを購入し祖母に1日3回、150CCずつ飲んでもらうようにしました。

 

祖母はお茶や麦茶はあまり飲みたがらなかったのですが、酸っぱい物が好きだったため薄めずに美味しそうに飲んでくれました。

 

祖母が美味しいと好んで飲んでいた100%クランベリージュースはこちら

 

 

 

劇的に効果がみられました

クランベリージュースを飲み始めて3日後には熱も下がり、尿の臭いが消え、色もきれいになっていると訪問ヘルパーからの連絡がありました。

もちろん、抗生物質などは飲ませていません。

 

毎日、祖母のオムツを変えてくださっていた訪問ヘルパーさんがびっくりされ、率先してクランベリージュースを祖母に飲ませてくれていました。

症状が治まってからも1日1~2回、100%クランベリージュースを飲んでもらい、尿路感染の再発もありませんでした。

 

anan カラダにいいもの大賞受賞

【キナ酸856㎎】クランベリーEX 450g(15g×30本)ソフトゼリースティック CRANCLEAN クランベリージュース より便利なソフトゼリータイプ

 

 

まとめ

 

クランベリージュースと検索すると尿路感染症というキーワードが上がるくらい、その効果は証明されています。

 

SAKURA
特別養護老人ホームの利用者さんや祖母にも効果があり、抗生物質を飲まずに症状を軽快することができていました。

ただ、100%クランベリージュースは先にも述べましたが、かなり酸っぱいため利用者さんの中には「このジュースは酸っぱくて飲みたくない。」と話される方も結構いました。

 


一度、飲みたくないと思わせてしまうと、ご高齢の方は2度と飲もうとされないことが多いです。

 

酸っぱい物が苦手な方は50%クランベリージュースでも効果は見られたので、飲みやすい50%クランベリージュースを確実に飲んでもらうのもいいかもしれません。

 

クランベリージュースをお試しにされる際は必ず主治医にご相談ください。


次の記事では何度も膀胱炎になったことがある私が実践した抗生物質の服用以外で効果があった対処法についてお伝えしますので、併せて読んでください。


 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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