機能訓練指導員って何? どんな仕事なの? どんな資格が必要なの?
機能訓練指導員とは、通所介護事業所等において「日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う能力を有する者」を指します。

私は特別養護老人ホームで8年間・デイサービスで3年間、機能訓練指導員として勤務していました。
機能訓練指導員は夜勤もなく、休日も多く働きやすい勤務形態でした。
機能訓練指導員って何なのか、仕事内容、どんな資格が必要なのかについてお伝えしていきます。
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機能訓練指導員って何?
機能訓練指導員は介護保険法で定められた職種で、通所介護(デイサービス)や介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などでは必ず1名以上の配置が義務づけられています。
主な仕事内容は利用者の心や身体の状態に合わせた機能訓練のプランを立てて実施することです。

個別機能訓練加算をとる場合は個別機能訓練計画書を作成する必要があり、計画的に機能訓練を実施することが算定要件となっています。
特別養護老人ホームでの個別機能訓練加算の算定率は介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)および地域密着型介護老人福祉施設における個別機能訓練加算の算定率(推計)は「49.38%」と報告されています(厚生労働省による平成26年4月審査分)
機能訓練指導員はこの個別機能訓練計画書を他職種と共同で作成し、実施・評価を行う必要があります。
特別養護老人ホームは介護度の高い利用者さんが多いため、積極的な運動というよりは生活の場面の中で機能訓練を取り入れているところが多いです。
私が実施していた機能訓練の内容についてはこちらの記事をご覧ください。
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私が特養で機能訓練指導員をしていた時に実施した機能訓練の内容
特別養護老人ホームの機能訓練は利用者もスタッフも参加していて楽しいと感じてもらえるようなレクリエーションがベストです。楽しみながら利用者さんが体を動かすことができ、スタッフが楽しそうだと利用者さんはさらに楽しんでくれます。
機能訓練指導員になるために必要な資格とは?
介護施設によっては理学療法士や作業療法士限定で求人を出しているところもありますが、看護師での求人も増えてきています。
その場合、看護業務と兼務と施設もあるので専任なのか兼務なのかをきちんと確認しておいた方がいいです。
★機能訓練指導員になるためには必要な資格★ 注)このなかで「鍼灸師(はり師・きゅう師)」は、平成30年の介護報酬改定より追加となった資格です。
※一定の実務経験を有する者
また、ここでいう「一定の実務経験を有する者」とは、看護師・准看護師職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師の資格を持った機能訓練指導員が配置されている事業所で6か月以上勤務し、機能訓練に従事した経験を積んだ方のことをいいます。
まとめ
機能訓練指導員は病院の看護師みたいな医療的なケアから離れた仕事内容になるため、転職したばかりの頃は物足りなさを感じるかもしれませんが、利用者さんと密に関わることが出来るやりがいを感じやすい仕事です。
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特養の機能訓練指導員が一番やりがいを感じた転職先でした
機能訓練指導員になってみませんか?利用者さんにとって特別養護老人ホームはもう一つの家であり、スタッフを家族のように慕ってくれる方がたくさんいて、病院の看護師さんだけでは味わえない様々な経験ができますよ。
今回は「機能訓練指導員って何?」についてお伝えしました。
機能訓練指導員の仕事は夜勤はなし、病院の看護師と違い医療的ケアがなく、利用者さんの生活に寄り添うことができ、病棟勤務で激務や急変へのストレスなどに疲れてしまった看護師におススメの転職先です。
以下の記事では転職時に看護師転職サイトを利用するメリットについて詳しく紹介しているので、こちらの記事も併せて読んでみてください。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
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